医学的な専門用語って聴き慣れない言葉ばかりで覚えるのが大変だと思います。今回はどうしたら覚えるのが大変な専門用語を覚えられるようになるかについて、その方法をいくつかお伝えしたいと思います。

これは理学療法士の国家試験の合格のために勉強をしている学生にもあてはまりますね。勉強方法を少し変えてみるだけで効率良くなるのでおすすめです。

先輩、医療現場ってなんでこんなにも専門用語が多いんですか・・・なかなか覚えられないです

そうだよね、なかなか覚えられないよね。私がちょこっと実践している方法を教えよう。そう言えば学生の時も国家試験の勉強の時には苦労したわ。

覚え方の前に少しだけ人間の記憶についておさらいしていきましょう。

人間はすぐに忘れる生き物

エビングハウスの忘却曲線

なかなか覚えられないのは人間の記憶力に限界があるからです。

エビングハウスの忘却曲線を聞いたことがあるでしょうか?これは人間の記憶力について調べたものになります。

このグラフによれば人間は20分後には 58%しか覚えていません。半分を忘れてしまうことになります。そして翌日は33%しか覚えていないので、もうほとんどのことを覚えていないと言っても過言ではありません。

つまりは人間はすぐに忘れる生き物だということです。忘れてしまうのはあなたが悪いわけではありません。

意味のないことは覚えにくい

この研究で被験者に覚えてもらったのは「意味のない音」でした。つまりは被験者にとっては覚える意味をあまり感じられないような音を強制的に覚えさせるように指示された訳です。

そしてそれの記録力の保持がどれだけあるかをみたのです。

このことから何が言えるかというと、「あなたにとって意味のないこと」は覚えにくいということです。みなさんも経験があると思いますが参考書や文献の内容はなかなか頭に入ってこなくても、漫画のことであればすんなりと入ってきて翌日も友達をスラスラと内容を話すことが出来る・・・なんてこと。

これには実は訳があるんですね。それは漫画の場合は絵による映像の影響が多いためです。そして、感情が動かされることが多いことも影響しています。要するに漫画を読んでいる時は、脳のあらゆる場所がフル活動しているので、記憶に残りやすい訳です。

これだけのインパクトが大きな内容が入ってくると脳も楽しいと感じ、記憶に残りやすくなるのです。

なるほど・・・確かに漫画の内容ってすぐに覚えることが出来る・・・

そうだよね。じゃぁそれをどうやったら勉強などにも活かすことが出来るだろうか。

記憶に残るか残らないかはインパクトの大きさ

簡単に言えば、その覚えたい内容に「意味付け」をすれば良いわけです。何かを関連付けたり、日常生活の中に落とし込んだりして自分と身近なことにすれば記憶は保持されやすくなります。

それでは具体的にどんな方法があるかみていきましょう。記憶力を高めるヒントは「関連づけなどのインパクトの大きさ」です。

毎日の生活の中で見たこと、聞いたことを少しの間だけ覚えておくことが出来るのは「短期記憶」として海馬に入ります。

ただしこれだけでは文字通り、すぐに忘れてしまいます、そのため海馬に「しっかり覚えておくように!」とインパクトを与えることで「長期記憶」につなげることができるようになります。

例を挙げてみると分かりやすいのですが、「毎日の昼ごはん」と「旅行先での食事」を比べた時にどちらの方が記憶に残っていますか?

当然「旅行先での食事」だと思います。なぜそうなるのかと言うと、「美味しい」ということもあるでしょうけど、旅先や旅館などの非日常的なシチュエーションによるインパクト、中居さんからの説明、そして写真などで食べた内容を振り返る機会など多くのインパクトが海馬に与えられることになるため「長期記憶」となりやすいのです。

でもいちいちこんな関連付けやインパクトを勉強にそのまま使うことはできないですよね。

ではどうすれば良いのでしょうか。

脳にインパクトを与える勉強法

ようやく本題ですね。

どうすれば脳にインパクトを与え記憶が残りやすくなるのでしょうか。

声に出す

目で見た、読んだ物を声に出してみましょう。いわゆる音読というやつですね。目で見た物を声に出すことで、自分の耳でも情報をインプットすることになります。

そのため、ただ見て覚える時よりも、より広範囲で脳を使うことになるため記憶に残りやすくなるわけです。

ですからこの記事のタイトルにもあるように専門用語を覚える時は「声に出して」覚えると良いです。

ただし、単純に声を出して覚えるよりももっと良い方法があります。音読をした内容を「暗唱できるか」です。文字と音声で認識したことを暗唱で言えるかどうかを試してみると良いです。

この音声と文字を対応させて自分で考え思いだすという作業が良いとされています。

俳優さんや女優さんが台本を覚えるってこんな感じなんでしょうかね。

メモリーツリーを作る

医学系の勉強をしていても、たくさんの用語が出てくる為、覚えるのが大変ですよね。関連する用語がある時、たくさんの用語を覚えなくてはいけない時は「メモリーツリー」を作って覚えると良いです。

これはある大きなテーマに関連するワードを線で関連付けて書き出す方法のことを言います。1つの大きなテーマについて関連付けて覚える時に有効な方法です。

これは勉強で覚えなくてはいけない時に使用するだけでなく、何か新しいことの企画を考えたい、アイディアを整理したい時など思考の整理が必要な時などにも使える方法です。

グループで勉強して効率アップ

一人で黙々と勉強するよりも友達と勉強をした方が記憶に残りやすいことがあります。いわゆるグループ学習というやつです。

グループで行う時に何が起こるかというと、「お互いに質問する・教え合う」状況が発生します。

これは非常に良いのです。友達から質問をされて答える時に自分の頭の中にインプットした情報をアウトプットする流れが生まれます。この繰り返しで記憶が強固になっていくのです。

24時間以内に復習すること

ここが最も重要と言っても過言ではないかもしれませんね。これまで紹介してきた方法をとっても記憶に残りやすいというだけで絶対忘れないなどの保証はありません。

ですから復習が大事なのです。冒頭でも紹介したエビングハウスの忘却曲線を思い出して下さい。人間はすぐに忘れる生き物です。

たった1日で42%を忘れてしまいますので、できれば24時間以内に復習をすると良いでしょう。更には1週間後などにも、もう1度復習をすると脳への刺激となって良いでしょう。

また学生であれば1日に1教科を徹底して勉強するよりも複数の教科を勉強する方が刺激になります。毎日複数の教科を同時進行で進めるとその分、復習する機会も増えるため効率が良いです。

1日1教科で行っていると、次その教科の勉強するまで日が空くので忘れてしまいます。

私は高校生の時に通っていた塾の先生から「記憶ノート」の作成を勧めされて実践をしていました。吉本の小藪さんのような顔をした先生でした笑

これは非常に簡単なノートで、その日覚えておきたいと感じたこと、覚えておきたいことを本当に「単語レベル」で書いておくだけのものです。要はメモですね。

これを毎朝起きたらすぐに見るようにしていました。1ページ目から全部。忘れないように脳に「これは覚えておけよ」と命令をしまくるのです。

なるほど。勉強が効率良く進みそうです。もっと頑張ります。

私も忘れっぽくなってきているから頑張らないといけないな!お互い勉強したことを話してみることから始めてみよう!

最後に

いかがでしたでしょうか。勉強方法は本当にたくさんありますが、どれが自分にあっているかなどは様々だと思います。

ぜひ自分にあった勉強方法を見つけて効率良く行いましょう。理学療法士の国家試験で毎日頑張っている人たちのためになれば嬉しいです。

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