はじめに

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最近では人型ロボットというのでしょうか。ショッピングモールなどで子供が楽しくロボットと話たりゲームをしたりして遊ぶ光景も珍しくなくなりました。

私たちの暮らしの中に徐々にロボットがいることが当たり前の様になってきているのかもしれません。これからはもっとロボットは発展していくことでしょう。

今回は私たちの生活の中に徐々に馴染んできた「ロボット技術の発展について」、またその「ロボット技術が私たちに何をもたらすのか」、最後に「ロボット参入時代に人はどうする?」というテーマでお話を進めたいと思います。

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最近のロボット技術の発展

ロボット技術は目覚ましい発展を遂げており、ロボットを活用したサービスが多く出現するようになってきました。
 
「ロボコネクト」は、ロボット型の通信端末(コミュニケーションロボット)向けに、カメラ撮影機能、遠隔対話機能、プレゼンテーション機能のアプリケーションをクラウド上で提供するサービス(NTT東日本HPより抜粋)のことです。
 
これらの機能があることでこれまで人が行っていた仕事をロボットが行ってくれるようになることが期待されています。
 
 
例えばNTT東日本がサービスを実施している「Sota®︎」では上図の様なことが出来るようになっているとしています。これだけ見てもかなりのことが出来るようになっていることが分かります。(Sota®︎︎の詳しい機能についてはこちら
 
その他、SoftBankが提供する「Pepper」はこれはもう皆が知るものとなっているでしょう。Pepperは業務用の会話と日常会話を使い分けることができたり、遠隔操作が可能になったり、人の検知能力がこれまでの4倍になったことで後ろの人にも気づくことが出来る様になる(詳しくはPepper for Biz 3.0)など目覚ましい進歩を遂げています。またPepperが行った会話のデータが解析でき、マーケティングにも活用できるようです。すごいですね。
 
昔のロボットとは違い大きく機能がアップデートされていて、出来ることが大幅に増えています。
 
今後は5Gにより更なる発展を遂げていくものと思われます。
 

ロボット技術は何をもたらす?

人手不足の解消

ロボットが出来ることが増えることによって、これから日本が直面する超高齢化、人手不足問題の解決の1つになる可能性があります。

例えば厚生労働省の「男女別100歳以上高齢者の年次推移」「国立社会保障・人口問題研究所」「日本の将来推計人口(平成29年4月推計)」によれば2016年には100歳以上の高齢者が6.6万人であるのに対して、2040年には30万人になるそうです。

このように驚異的なスピードで高齢化が進む一方で、その高齢者達を支える若者が減り続けます。つまり働くことが出来る労働生産年齢人口はどんどん減り続けるということですので、これからはずっとどの業界も人手不足になる可能性が高いということです。

この解決策の1つにロボットなどのICTを活用することで、人はその他の仕事に集中することが出来る様になるという訳です。

医療・介護業界の質の向上

医療・介護業界は常に人が人に対して行う業務がほとんどです。しかしながら人手不足に悩む診療機関、介護施設などは非常に多くあるのが現状です。

そのため医療・介護業界においてもロボットを使用することで人手不足問題の解消に繋がることは間違いないでしょう。

ロボットにより基本的なメディカルチェックが行われ、患者さんのデータ整理が行われていれば看護師や医師たちはもっと患者さんとしっかりと話す時間を設けることが出来ます。そうすることでもっと患者さんの悩みや苦しみに寄り添った医療本来のあり方に戻ることが出来るのではないかと思います。

正直に申し上げて今の医療は非常に複雑です。医療は目覚しく発展していますがその分業務は煩雑になり、書類作業も多く患者さんと接する時間を十分に設けることが出来ているとは言えない状況だと言えます。

実際にイタリアでは医療現場においてコロナウィルスの院内感染拡大防止のためロボットが活用されているようです。このような状況下でも確かにロボットは活用する意義がありそうです。

「医療現場でロボット?なんか冷たい感じがして嫌だな。そうならないで欲しいな」と実際に患者さんから言われたことがあります。私はこれからの医療現場のことについて患者さんと雑談の中ですることが多いのですが、ほとんどの人からこのように言われます。

でも思い出してみてください。イオンモールなどにいるPepperなどには皆、笑顔で話しかけるではありませんか。またSONYが提供する犬型のロボットのアイボなどは非常に人気が高い商品です。実際に私もアイボには触れたことがありますが、動きや表情などは昔のアイボと比べ物にならないほど発展していて「見ていて可愛い」と感じました。

医療現場では医療者が相談にのってくれたり、時には励ましの言葉をかけてくれるなど人と人との温かみのあるコミュニケーションが常にあります。しかしながらロボットが人と関わることでのメリットなども報告されています。

アザラシ型ロボット「パロ」は米国では「神経学的医療用機器」として認知症や発達障害、精神障害,PTSD,脳機能障害,がん患者などに使用されていて、一定の効果をすでにあげています。確かに可愛いアザラシです。【パロについての文献はこちら

また日本看護協会も「看護領域における人工知能(AI)の開発への期待」と題して医療現場における看護師も自らが関心を持ち、これらの領域にアイディアを提供し、積極的に取り組んでいくことが、質の高い看護を提供することにつながるとしています。

まずパート・アルバイトがなくなる?

これまでスーパーや飲食店での品出し、接客などが主な働き場所でしたが先ほどのロボットの機能を見ればお分かりの通り、全部ロボットで出来てしまいます。そうするとわざわざ研修・教育を受けさせたり、さらには勤務のシフトを組む必要もなくなるため企業にとっては大きなメリットとなります。

ロボットにたくさんのことが出来るようになるとパートやアルバイトとして働くことが出来なくなるのではないかと考えています。

子育てをしながら、また学業と両立をさせながら少しの時間だけ働くということが今まで可能でしたが、そう遠くない未来にロボットに全部変わってしまうかもしれない可能性があります。現場でのクレーム対応、緊急事態に備えて人が店舗から全くいなくなるということはないでしょうが、人手は今よりも圧倒的に少なくで済むことになります。

その他の仕事もなくなる可能性は十分にあると思います。

ロボット参入時代に人はどうする?

AIやICTの発展は目覚しく、最近ではこの世から消失する職業のランキングが発表されるようなこともありました。確かにロボットに完全にとって変わられる職業もあるかもしれません。

その時、私を含め皆さんはどうしますか?また私たちの子供の未来はどうなるのでしょう・・・もうSF映画のような世界になっているかもしれません。人はどんな仕事をするようになっているのでしょうか。

私にははっきりとした答えを出すことは出来ませんが、1つ言えることは「人間らしさ」を大事にして成長をしていくべきだと思います。

ロボットのように単純作業を繰り返しながら働いたり、日常を過ごすのではなくもっと感性をフルに活用する生き方をしながら、それを活用した仕事をしていくということです。

皆が皆すぐにこのようなことが出来る訳ではないでしょうし、全員ですべきだとも言いません。ロボットと対立するのではなく、ロボットを新たな仲間として認め共存しながら人間らしさを再考する時が来ているのだと思います。またこの時代の流れをきっかけとして人間が更に進化する時なのかもしれません。

反対に人間らしさを考えるのではあれば未来ばかりをみるのではなく、このようなインターネットなどが発展するもっと前の人間社会から学ぶことができることもあるかもしれません。

このあたりのことを考える時に面白いと感じた本を1冊紹介します。それは「AIに負けない子供を育てる」「AI vs 教科書が読めない子供たち」という本です。これからの世の中がどのように変化していくのか完全に予測できる人はおそらくいないのではないかと思いますが、これからの子供たちが生きていく世の中は私たちが経験してきたそれは全く異なります。そのため子供たちに何を伝えていくと良いのかを考えさせられる本でしたので、非常に面白かったです。

【amazon購入ページ】AIに負けない子どもを育てる

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さいごに

これからはますます私たちの生活の中にロボットやその他ICT、IoT技術が入ってくるものと思われます。

それらの物たちはタイミングによっては私たちの生活が一変させてしまうことだってあると思います。今回のコロナ感染拡大にともない在宅ワーク、zoomなどでの会議が一気に広がりました。

それらに対して慣れないうちは不安に感じることも多くありますし、デメリットだと感じることもあるでしょう。

しかしながらこれからの高齢化、人口減少の流れから考えると必要不可欠な技術であることは間違いありません。そのため、一人一人がロボットやICT技術を活用することで生み出すことができる新しい幸せの形をより具体的に考え、積極的に関わっていくことが必要だと思います。

そうすることでパートやアルバイトなどのような職業がこの世からなくなったとしても自分たちはこうしていくんだというものが胸の内にあれば大きな問題とはならずに済むかもしれません。

まずは自分や世の中の未来のことについて考え、また過去の歴史の中に埋もれている人間本来の生活の仕方や幸せのあり方について考えていきましょう。

私はロボットたちが参入してくれることは良いことだと考えています。全員がそう感じることができるようになるためにはまずはイメージを膨らましてみることが必要です。

 
 
 
 

 

 

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