今回のオススメの1冊

今回、理学療法士の私が紹介したい1冊は「がんのリハビリテーション」です。

この本の良いところ
  • がんのリハビリテーションの内容を網羅している
  • 臨床家目線での内容、EBMに基づいた内容が記載されてある
  • がんのリハビリテーションを学ぶ人の入門書になる

この本はがんのリハビリテーションを学びたい人の入門書になると思います。記載されてある内容は多くの範囲を網羅しており、内容もEBMに基づいた内容になっています。

また執筆者の豊富な臨床経験から培われた内容も記載されてありますので、非常に参考になります。

私自身、がんのリハビリテーションに関わることが非常に多いですが、この本は何度も読み返した1冊のうちの1つですね。

この本の目次

以下がこの本の目次です。私がこの本のおかげどう役に立ったかも少しだけ記載しています。

第1章 がんのリハビリテーション概論
この章ではがんの治療や疫学、がんサバイバーについて記載されている他、がんのリハビリテーションの基礎知識としてその目的や意義についても書かれてあります。
第2章 周術期リハビリテーション
この章では開胸開腹術の対象疾患と術式、リハビリの目的が記載されてあります。乳がん、脳腫瘍、頚部リンパ節郭清術、原発性骨軟部腫瘍・脊髄腫瘍の疾患別にも記載がされてあり、非常に分かりやすい内容になっています。
第3章 化学療法・放射線療法
この章では化学療法・放射線療法中・後のリハビリテーションの効果や有害反応、リスク管理方法が書かれてあります。非常に分かりやすいです。造血幹細胞移植前後、骨転移について疾患別では記載されてあります。
第4章 摂食嚥下障害、コミュニケーション障害
この章では頭頸部がんの病態と治療、摂食嚥下障害、発生障害、構音障害、高次脳機能障害について記載されています。私はあまり馴染みのない分野でしたのでこの章があって助かりました。ちょっと調べたいときなどに読むことが多かったです。
第5章 リンパ浮腫
この章ではリンパ浮腫に対するアプローチを知ることができます。疫学、診断、予防指導、リンパ浮腫の複合的治療などを体系的に学ぶことができます。
第6章 緩和ケアが主体となる時期
この章では緩和ケアにおけるリハビリテーションのポイントが分かりやすく説明してあります。症状・病態に合わせたリハビリテーションアプローチと在宅支援とリハビリテーションについて記載がされてあります。この章があったおかげで私は多職種でのカンファレンスで発言する時に役立ちました。
第7章 心のケアとリハビリテーション
この章ではがん患者の精神的負担とコミュニケーションスキルを学ぶことができます。がん医療ではコミュニケーションは本当に大事です。思いやりのこころを伝えるためにできることなど分かりやすく記載されてあります。

さいごに

がんのリハビリテーションに関わる方なら手元に持っておいて損はしない1冊かと思います。最近はがんの患者さんも増えてきており、リハビリテーション関連職種の方の力がより一層必要とされます。

その時のために、少しずつ力をつけていきましょう。

がんのリハビリに関わる人へおすすめの1冊 がん治療薬まるわかりBOOK

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