はじめに

健康増進やダイエットをサポートするアプリもたくさん増えてきましたし、私も使ったことがあります。これらのヘルスケアアプリを利用している人は約3割程度であるという報告があります。

ではどのようなヘルスケアアプリが利用されているのでしょうか?またこの利用経験者が3割という数字は高いのでしょうか?それとも低いのでしょうか?

利用経験者に関する報告を簡単に解説すると共に私の意見をまとめています。

ヘルスケアアプリの利用経験者は3割

ソフトブレーン・フィールド株式会社が行った調査では「過去1年間でヘルスケア&フィットネスアプリを利用したことがあるか」という質問に対してヘルスケアアプリの利用経験者は3割であったと報告しています。

内訳は「現在利用中」17.6%、「過去に利用したことがある」9.6%であったようです。これらの利用したことがある人の約半数となる52.7%が健康管理のアプリを使用していました。続いて「運動管理・運動指導」が40.8%、「ダイエット」が29.9%という結果となりました。

アプリを使用する人はまだ若者が多いと感じていたので「ダイエット」が多くなるのかと勝手に思っていましたが、結果は意外にもそうではありませんでした。

健康管理として行っているものは「歩数・歩行距離」が最も多く75.9%となり、続いて「体重」51.8%、「体脂肪率」22.4%、「運動」21.4%、「睡眠」17.5%であったようです。女性に特有である、生理周期が10.4%でした。

私の妻も生理周期の管理アプリを使っていました。これは体温を記録したり、生理がいつ始まって終わったかなどを記録するものでした。不妊症で通院をしていた私たちにとっては必須のアプリでした。私たちの周りにも使用している人がいました。【サイト内記事:妊活不妊症治療で悩む方へ 私たち夫婦の悩みと体験談

利用することにより得られたメリットは、「いつでも健康や運動などの管理ができるようになった」が33.0%と最も多かったようです。「楽しく健康や運動などの管理ができるようになった」23.4%、「健康をより意識するようになった」23.2%と続く結果となったようです。

これまで違いスマホといういつも手にとって使用するもので健康管理が出来るようになったこと、更には最近のヘルスケア関連アプリは、頑張った分ポイントが付与され景品やクーポンと交換できたりするなどの様々な仕掛けが取り入れられているため楽しく取り組めるようになっているためこの様な結果となったのかもしれません。

最近では横浜ウォーキングポイントなどが有名ですが、その他でも多くの自治体で地域の人たちを楽しませながら健康にさせる取り組みが増えてきています。こういった取り組みやアプリが今後もどんどん増えていくものと思われます。

ヘルスケアアプリ利用者数3割は高いのか?

おそらくアプリで最も使用されているジャンルはゲーム関連のものでしょう。私はスマホでゲームを全くしない人間なのでその楽しさはわかりませんが、周りを見渡すとスマホでゲームに夢中になっている人が本当に多いように感じます。

そのゲームのダウンロード数・率に比べるとヘルスケアアプリのダウンロード数・率は圧倒的に低いと思われます。それでも3割の方々が使用しているということは良い報告だと感じています。

しかしながら厚生労働省が報告する「平成29年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、運動習慣のある人の割合は、男性で 35.9%、女性で 28.6%であり、この 10 年間でみると、 男女ともに有意な増減はみられないと報告しています。

厚生労働省が報告している運動習慣のある約30%の人たちとヘルスケアアプリの利用者が30%程度であることは単純には比べることは出来ません。飛躍させすぎだということは承知しています。

しかしながら、あまり数が変わらないということは元々、運動習慣のある人たちが使用しているだけ?かもしれません。元から運動が好きだった人が「あ、これ便利そうだから使ってみよう」と。私の周りでも、健康や運動に対して意識の高い人たちが積極的にアプリを使用しているなというのを肌で感じます。

ヘルスケアアプリの利用者数が3割という数字は悪くはないと思うのですが、まだ健康に対する無関心層には届いていない可能性があるのではないかと考えます。

さいごに

健康意識が徐々に高まる中でヘルスケアアプリの種類も非常に多くなりました。約3割の人がそれらを使用しているという報告は嬉しい限りです。

しかしながらこれま厚労省が報告してきた「運動習慣のある人が3割程度」という数字とあまり変わりがありません。この2つの数字を直結させることは飛躍させすぎており出来ませんが、似たような数字であるということは元々健康に興味・関心があった人だけがヘルスケアアプリを利用している可能性があります。今後こういった調査・研究報告がないかもう少し調べてみたいと思います。

もっと多くの方々に利用してもらえるような、特にアプローチが難しい「健康無関心層」を対象にしたアプローチ方法、ビジネスモデルとはどの様なものなのでしょう。

このヘルスケアアプリの利用者がもっともっと多くなることを期待したいです。

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