はじめに

日本の将来はどのようになっていくのだろうか。

人生100年時代と言われるようになった。日本の今のシステムで幸せに人生100年を生きることができるだろうか。

働き方改革、副業、年金、医療費、保育園や介護施設における虐待問題。

人生100年時代と言われ誰もが自分の生き方を長期的なスパンで考えなくてはならなくなったが、最近は社会が急速に進み複雑になってきて良くわからないことが多い。

私たちが人生100年時代を生きるのであるから、私たちが真剣にこの時代を考える必要がある。これからは少しずつ人生100年時代、どのようになっていくのかなどを考えたい。

人生100年時代の人口減少問題

皆さんは日本の人口減少問題についてどれだけ真剣に考えたことがあるだろうか。

はっきり言って日本の人口減少は止まらない。ニュースでは出生率が0,2%改善したと喜ぶようなことを言っているが、正直なところ笑えてくる。

まずは日本の人口減少がどの程度進んでいるかをみてみよう。

2015年の日本総人口は1億2710万人だったのが、2020年の今から20年後の2040年には2000万人減少し、現在30才の人が76才にある2065年頃には今よりも6000万人も人口が減少すると言われている。

世界に類を見ない速度で人口減少が起こるのである。

その背景には2つの要因がある。

1つは「高齢化」であり、もう1つは「少子化」だ。

止まらない高齢化問題

ご存知の通り、日本は尋常ではない速度で高齢化が進む。下の図をご覧いただきたい。

見た通りであるが、今後さらに急速に高齢化が進行する。

100才以上の総人口数を例にとってみよう。2016年には6.6.万人だったのが、今ら約30年後の2049年には51.4万人の人が100才以上になっているであろうと言われている。

先ほどの人口減少と一緒にこの問題を考えると、高齢者だらけになるということは誰でもわかるだろう。

ただ高齢者が増えるだけではない。高齢化自体が問題ではなく、高齢になると必ず疾病リスクが上がる、認知症リスクが上がる、それらによって要介護者が増加すること問題なのである。これは、医療・介護費用の問題に繋がり国家予算を圧迫することになる。

また高齢社会になるということは「多死社会」でもある。人間の致死率は残念ながら100%である。高齢者が増えればその分亡くなる方も増加することは当然に摂理であろう。一説には、葬儀場や火葬場が足らなくなるという統計も出ているほどである。

高齢者が急増していることを問題提起している訳ではない。高齢者が増えるということは衣食住や医療、インフラの整備などが発展している証拠である。

問題はこの急速に進む高齢社会に国家として立ち向かう力があるか、国民1人1人がしっかりと認識しているか。その問題に対して積極的な態度や行動を示すことができるかということである。

止まらない少子化問題

人口減少が生じる理由の2つ目「少子化」であるが、これはいくら頑張っても止まらない。

なぜなら人口減少はすでに始まっているのである。つまり子供を産み、育てる世代はすでに少なくなっているのだ。そうなるとその次に産まれてくる子供の総数は少なくなるに決まっている。

2016年の年間出生数は97万人であったが、これが徐々に減少し2065年には55万人まで年間出生数は減少すると言われているのである。これはどうにも止まらない。

テレビでは出生率が上がったと言っていたよ?ということを言われるが出生率が少し上がった程度ではこれは改善しない。

上の図を見てもらうとすぐにわかるだろう。2005年から2016年では出生率は1.26から1.44に上がっているため少子化対策ができたと感じる。しかしながらそ2005年の出生数と2016年の出生数を比べると8万5千人以上も減少しているのだ。

これが現実である。

過去のベビーブームのように1世帯に子供が7人も8人もいれば話は別であるが現代においてはそれはまずないだろう。

現在の人口を維持しようとすると2人の親から産まれるため合計特殊出世率は2.00(厳密には2.07)でなければならない。

2.00以下であれば1.00だろうが1.99だろうが人口は減少する。1.99は1.00よりも人口の現象スピードが多少緩やかになる程度だ。

人口減少の行き着く先とは

今後必ず日本で起きる人口減少の行き着く先とは何であろうか

それは今の仕事量を維持することは困難になる可能性があるということだ。人がいなくなれば会社はたくさんの仕事ができなくなる。最近だとコンビニエンスストアのセブンイレブンのオーナーが人手不足が要因で24時間営業ができないなどの問題でニュースになったのも記憶に新しい。

今後このようなことが続々と出てくるであろう。

地域での生活が難しくなってくることも予想される。すでに山間部などは高齢化率が著しく40%程度にもなっている場所もある。このまま地域で高齢化率が上昇し続ければ地域から人がいなくなる。そうすると商店や病院も経営が難しくなるため閉店に追い込まれることは間違いない。そのほか、税収が少なくなるため道路や下水道などインフラの整備が困難となってくるのだ。人が住めるような環境ではなくなってくる可能性が高い。

さいごに

人口減少は私たちの生活の中ですでに始まっている。そんなに感じることはないかもしれないが、近い将来必ず、私たちの生活に何らかの影響を与えることは間違いない。

現在、人手不足解消のためのAIやICT、IoTの開発が急ピッチで進んでいるがこの業界も人口減少による影響により人手不足問題が発生している。

この先、日本で住み続けるのであればこの問題をしっかりと考える必要があるのではないだろうか。

私は今、1人の社会人として自分の将来がどのようになっていくのか、また1人の親として子供の将来がどのようになっていくのかを真剣に考えていきたいと思う。

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