はじめに

毎年、健康診断があり多くの人が受けていると思いますが、正しく検診を受けることができていますか?

今回の記事のテーマで結論から先に言いますと「検診前日にアルコールを飲むなら22時まで」です。

検診の受け方を間違えると誤った結果をもらうことになってしまいます。きちんと自分の健康について知るためにも検診を受ける時の注意点を理解しておきましょう。

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アルコールは前日の22時まで!

人間ドックの場合、アルコールなどの飲酒はは22時以降より禁止です。

「ちょっとなら良いでしょ?」と思うかもしれませんが基本的には少しでもダメです。検査結果をしっかりと知りたいならやめておきましょう。

アルコールは血液の中に取り込まれた後に、肝臓へ運ばれて、その後は尿として体の外に出されます。

つまりアルコールを飲むことで肝臓に負担がかかってしまうので結果的に検査結果に影響を及ぼしてしまうのです。

肝機能の数値が上昇する可能性があり、正しい測定結果が得られないということになります。

前日の食事は気にした方が良い?

「アルコールがダメなら食事はどうなの?」

直前に意識をしてもほぼ意味はありません。例えば前日の夕食や検診当日の食事をいつもより健康的な食べ物に変えたとしても意味はありません。

血糖値を正確に判断できない

例えば体の血糖値の状態を表す指標の1つに「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」があります。

このHbA1cは過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。

中性脂肪が正確に判断できない

食物として摂取される中性脂肪は食後4~6時間でピークとなります。そのため検診が夕方などの場合は昼食などで油物をあえて食べることは避けた方が良いですね。

また先の飲酒と中性脂肪にも関係があります。

飲酒によって中性脂肪値が高くなることが分かっています。アルコールは肝臓に運ばれて「アセトアルデヒド」と「水素」に分解・解毒されますが、これは脂肪の分解、さらには中性脂肪の合成を高めます。アルコールと脂肪を同時に摂取すると12時間以上経っても中性脂肪の増加がみられます。

このことからも前日のアルコールは飲まない方が良いことが分かりますよね。

ちなみに総コレステロール(TC)やHDLコレステロール(HDL-C)、LDLコレステロール(LDL-C)は食後の採血でも影響はほとんどないといわれています。

さいごに

正しい検査結果を知るためにもアルコールは検診前日の22時までにしておきましょう。

また検診直前になって優等生ぶろうとしてもダメです。

検診の結果が良い、つまり健康的な状態になるということは、学生時代の時のように徹夜で勉強してテストでそれなりの点数がとれるというような簡単なものではありません。

前日のアルコールを控えることで検査結果を多少良い方向に向かわせることができるでしょうが、日頃から毎日のように飲酒をしている人の場合は前日アルコールを控えたからと言ってもあまり意味をなさないでしょう。

健康は1日にしてならずです。

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