はじめに

【この記事の主な対象者】

医療従事者の中でセミナーや学会を運営している人で「集客」に悩んでいる人

医療者が開催するセミナーなどでも「どうして客が来ないのだろう」と悩むこともあると思いますが、これもマーケティングで解決できるかもしれません。マーケティングとは世の中の動きを察知して、それに合う製品やサービスを提供することです。どんな仕事をするにしてもマーケティングの知識は必要です。仕事の中でターゲットとなる人のニーズに答えられるようなサービスを提供できなければ利益にはつながらないからです。

マーケティング力は医療者にも必要か?

働く人全員に必要なマーケティング力

マーケティングの知識を得ることで様々な場面で役に立ちます。

  • 商品を販売している企業は自然と商品が売れるようになります。
  • 商品ではないけれど旅行のなどの体験を売りとしているところでは新規の客やリピーターが増えることにつながります。
  • マッサージやヨガ、ジムも集客に繋がるでしょうし、カフェなどの飲食店も同様です。
  • セミナーなどの研修会の運営、または学会など集客に関わる人たちであれば集客につながることができるでしょう。

後でも紹介をしますが、マーケティングの知識を知っていると意外と使える場面があるのだなということに気づきます。

「なぜ、人が集まらないんだ?」と悩んでいる方にはぜひとも学んでいただきたいです。

その原因はターゲットとする人たちが本当に欲しいと思う物やサービスを提供することができていないことにあるかもしれません。

どんな仕事でも誰かのためになっている仕事がほとんどです。ですので、誰かを対象にした仕事をしている人全員に必要な知識となるのです。

セミナー/学会を運営する医療者にも必要

私は医療従事者ですが、マーケティングを勉強中です。医療者にとっても必要な知識だと思います。

医療者がマーケティング力が必要な理由

  • 患者が欲しいと思う情報や医療/治療を提供できているか
  • 講演の際、聴講者が欲しい情報を提供できているか
  • 運営する研修会、学会を参加したいと思うものにできているか

「セミナーを開催しますよ!」「学会を開催しますよ!」とただチラシを配布するだけでは当然、集客にはつながらないです。私もこれまではこればかりやっていました。反省。

セミナーに来てほしいターゲットが本当に欲しいと思える情報が提供できる内容であるのか?聞いてみたいと思えるような広報の仕方であるのか?

これらがしっかりと考えられているかどうかで集客の結果は変わります。ここにマーケティングの力が必要になってくると思っています。だから今、私も一から勉強なわけです。

マーケティングとは

マーケティングとは

マーケティングとは世の中の動きを察知して、それに合う製品やサービスを提供すること。販売はマーケティングの一部にすぎない。

フィリップ・コトラー
マーケティングとは個人や集団が製品および価値の創造と交換を通じて、そのニーズやウォンツを満たす社会的・管理的プロセスである
ピーター・ドラッカー
企業の目的は、顧客の創造であり、イノベーションとマーケティングが重要

この2人は有名なマーケティング業界では有名な方たちですがこのように言っています。

つまりは人々が今必要だと感じているのに、この世に存在していない欲しいと思うものを提供することがマーケティングなのです。

マーケティングを考える上で大切な2つのポイント

あくまでも対象者を主軸に考えること

“買う気がない”人にも商品強く勧めて、購買意欲を煽って売りつける方法、という勘違いしてはいけません。

確かに広告やTVCMなどを行いますが、売り込みをしているわけではありません。定義のところでも示したようにニーズとウォンツを満たすものを提供することがマーケティングであるということを忘れないでおきましょう。

ピーター・ドラッカーはこうも言っています。

ピーター・ドラッカー

マーケティングの目的は、ターゲットについて十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすること

この自然に売れるようにすることがポイントです。売り込みではないことがこのピーターの言葉からも分かります。

本当に魅力的なセミナーや学会の内容であれば自然と人は集まりますよね?「これって普段、臨床の中でいつも感じていた悩みを解決できるんじゃないか?」と思わせることができれば自然と集客できます。

だからこそ、ターゲットが欲しいと感じてる物や情報、ニーズ・ウォンツをしっかりと考えなれければなりません。

ニーズ、ウォンツに刺さるPR方法であること

テレビCMや新聞広告、ネット広告などを通じて商品をPRする、いわゆるプロモーションを指すと勘違いしていることがあります。

これまでのものと似たような理由になりますが、広告宣伝をすることだけがマーケティングではありません。あくまでもニーズやウォンツを満たす商品やサービスを企画して生産、販売し利益を上げることがマーケティングです。

ターゲットとなる方々のニーズやウォンツの調査を行い、(対象者がそれを知っている場合と、知らない場合がある)それを対象となる人が自然と欲しいと思うような広告、PRをすること、そしてそれを提供する場づくりを行っていきます。

広報を行うにしてもただ開催しますとだけ情報を流しても意味がありません。セミナーや学会に参加することで「あなたの◯◯の悩みを▲▲のように解決できます」といったように「あなた(私たちから見ればターゲット)」のニーズやウォンツに刺さる言葉を使いながら広報を行っていかなければなりません。

ですので、ここでセミナーや学会の運営側に必要な力はマーケティング力に加えて「言葉の力」も必要でしょう。

この言葉の力を考えるときに面白かった本として「三浦崇宏著/言語力 言葉にできれば人生は変わる」があります。ぜひどうぞ。

結論、マーケティングとは売れる仕組みづくり

要するにマーケティングとは単にリサーチをすることや、押し売りをすることではなく、ターゲットとなる方たちが「あー!これが欲しかったのよ!」と気持ち良く自然に購入をするための仕組み作りだと言えます。

ニーズとウォンツを満たすと判断された時、人は能動的にそのものを手に入れたいと思うようになります。

この仕組みづくりを行うことがまずは重要です。

SNSをフル活用したマーケティング

今やSNSと呼ばれるソーシャルメディアの登場によりマーケティングの方法は大きく様変わりしました。

企業もLINE、Facebook、Instagramの公式アカウントを持ち、そこで自社製品を紹介するなどしています。その公式アカウントをフォローしている人たちが、シェアするなどして更に広告宣伝効果は大きくなります。

また芸能人などのインフルエンサーと呼ばれる人たちによるSNSの影響も非常に大きいです。

また最近ではYouTubeTikTokなど若者向けと思われていたものにも企業が参入してきています。

これらのアカウントを保持することで、企業が届けたい情報を知りたい・欲しいと感じている顧客にダイレクトに届けられる、販売できるようになりました。

今後はこのようなSNSを活用したマーケティングがどんどん加速化すると思われます。

いろんなセミナーや学会でもそれぞれSNSは活用されていますが、このSNSの集客効果はどうでしょうか?これも分析が必要ですよね。

このSNSを広報に活用するときに必要なのは、先にも紹介しました「言語化力」だと思います。

ターゲットのニーズやウォンツに刺さる言葉を用いてSNSで広報ができているか?「あなたが欲しいと感じている情報はここにありますよ」と。

さいごに

講演、研修会、学会なども自分たちがやりたい内容だけでは人が集まりません。やはりターゲットとなる人たちの困りごとを解決するような企画、欲しかった情報が手に入ると思わせるような企画設定を行い提供する必要があります。

ですので、私たち医療職にもマーケティング力が必要なのです。
うーん・・・それにしてもまだまだ私も十分に落とし込めていない・・・難しい。

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