はじめに

【この記事を1分で読む】

病院で働いていると運動療法やその他のリハビリがどのような効果があるかが一般の方々に知ってもらえていないことを痛感することが多いです。一人一人の理学療法士が活動できる範囲も限られているため、広く国民の健康増進のために関わることは困難です。「医師と患者をつなぐ」というテーマで運営されているMedical Noteでは患者が必要とする情報を医師から届けるため良く知る疾患から希少疾患の紹介まで行っています。リハビリ業界も国民の健康増進にもっと広く、深く関わるためにもMedical Noteなどの事業を参考にしながら活動を進めるべきです。

医療現場での感じる疑問

病院内で感じる疑問

「もうリハビリをするの?」

こうった声を非常に多く聞きます。
術後早期からリハビリを開始することがほとんどですが、こうした現状もあまり知られていません。

主治医からリハビリをすることの説明を受けているはずですが、こういったケースは非常に多いです。

地域で感じる疑問

「通いの場」に理学療法士として訪問しても、多くの人は加齢による身体機能の低下や運動療法の効果などの情報をほとんど知りません。

加齢によって筋力や体力が衰えることはもちろん、筋力増強訓練で変形性膝関節の疼痛を予防、改善ができること、また糖尿病などの生活習慣病の改善にも運動療法が効果的であることを知らない人はたくさんいます。

こうした現状がまだ地域にはたくさんあります。

まだまだリハビリとはどういったものかあまり知られていない証拠だと思います。

医師と患者をつなぐMedical Note

最近ではインターネット上にたくさんの医療情報が掲載されていますが、中には怪しいものもあるためMedical Noteを立ち上げた井上氏はこう語っています。

2014年の創業当時から“「医師」と「患者」をつなぐ”というビジョンを具現化してきた。“「情報」と「消費者」をつなぐ”ことをコンセプトにしている他の多くの医療・健康情報を発信するメディアとは「つないでいるもの」が根本的に異なる。医師から患者側に届けたいことを直接届ける。

「どのような疾患を持つ人が、今どんなことに困っているのか」という問題を丁寧に導き出し、さまざまなエビデンスに基づく医師発信の精度の高い情報を通じて患者さんのニーズに確実に応えることを目標に運営されています。

【関連サイト:Beyond Health 医師と患者をつなぐ新型コロナで問われる新たな価値

【Medical Note HPはこちら

患者にリハビリの情報を届ける義務

今やリハビリは2次、3次予防だけでなく1次予防、学校保健、産業関連にまで広がってきており、リハビリの効果を必要としている対象者は多くいます。

インターネットで検索すれば、いくらでも情報は出てきます。

しかしながらエビデンスに基づき集約された情報、リハビリで困っている人たちに本気で向き合うサイトはリハビリ業界ではあまり見かけません。

国民の健康と、産業・経済を守るためにもリハビリ業界もきちんとした情報を届ける必要があります。

Medical Noteでは希少疾患など情報の少ない分野なども精力的に力を入れて取り組んでいくとしており、これはリハビリ業界でも非常に参考になるのではないかと思います。

リハビリテーション業界のこれから

コロナの一見から人々の間に「自分の健康は自分で守る」という機運がこれまでより少しは高まるのではないかと思います。
そうであって欲しいという願いもあります。

こうした流れの中で先のMedical Noteのような「医師と患者をつなぐ」モデルを参考に「リハビリテーションと患者をつなぐ」ための働きかけが必要です。
これまでのやり方では広く多くの方々に情報を届けることができません。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も医師たちが行っているような普段から「患者とつなぐ」方法を模索し、実施していく必要あると思います。

さいごに

今後、さらに高齢化が深刻化していく中で医療従事者も懸命にその現実と向き合う必要があります。
リハビリテーション業界はどのように立ち向かっていくべきなのでしょうか。

1人1人のリハビリ関連職の人間が不特定多数の人たちと関わることは難しいです。

今回、紹介したMedical Noteのようなサービスはリハビリ業界でも参考になるのはないかと思います。

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