はじめに

年々体力は低下していくことの実感があると思います。

朝すっきり起きられないなどがある人は睡眠不足が発生していて、それによる体力の低下が生じているかもしれません。睡眠について正しい知識を身につけ、自分の睡眠のことについて見直すことは体力の低下の予防、心身の健康にも関係するため大切です。

睡眠不足だから体力が落ちる

睡眠には心身の疲労を回復する働きがあります。この働きが睡眠にはあるため、十分な睡眠時間が確保できない場合に疲労が蓄積し、その結果体力が低下してしまうのです。

また睡眠時間の不足や睡眠の質が低下すると、高血圧や生活習慣病などの発症リスクに繋がるため体調も万全とは言えなくなってしまうため、体力にも影響してきます。

また6~7日間、睡眠不足が続くとその後3日間は十分な睡眠時間を確保しても日中の注意・集中力の低下は続き作業効率は十分に回復しないことがわかっています。つまり、1度睡眠不足の状態が続くとその後もなかなか回復しにくいということです。

自分が睡眠不足だということに気づけ

【不眠症を疑わせるサイン】

  • 日中の眠気
  • 寝付けない
  • 熟睡感がない
  • 疲れていても眠れない

今の睡眠時間で足りているかどうかを知るためには、日中の眠気の程度を目安にすると良いです。日中の仕事や家事などに支障をきたす程度の眠気でなければ、普段の睡眠時間は足りていると考えられます。

このような症状が続いてしまうことによって心身の回復が得られず、「気持ちが重たい」「物事への関心がなくなる」「好きだったことに楽しめない」などが出る場合にはうつ病の可能性があります。

うつ病になると約9割の人が何らかの不眠症状が出現し、中でも「睡眠による休養感の欠如」は最も特徴的な症状のようですので、自分の最近の様子を振り返ってみましょう。

睡眠時間がどれだけかによってどんな問題が起こりやすいか研究されています。

  • 睡眠時間が6時間未満の人は7時間の人と比べて居眠り運転の頻度が高い
  • 交通事故を起こした運転者で、夜間睡眠時間が6時間未満の場合に追突事故や自損事故の頻度が高い
  • 夜間睡眠時間を約5.8時間に制限されると、制限せずに約8.6時間とった場合に比べて眠気が増し、注意力が低下した

日本人では睡眠時間が6時間未満の人が男性12.9%、女性14.4%いることが報告されていますので、この人たちは特に注意が必要かもしれません。

日中に眠くならない程度が良い睡眠時間

日本人の睡眠時間は6~8時間の人が約6割しめます。およそ7時間程度の睡眠時間があれば生活習慣病になるリスクが少なくなると言われていますので、日本人の大半の人はこれをクリアできていそうですね。

歳をとると睡眠時間が短くなると良く言われますが、実際に成人してからは加齢と共に徐々に睡眠時間は減ります。病気ではない健康な人でも20年ごとに30分ぐらいの割合で減少していくことがわかっています。

中には1日に3~4時間しか寝ていないけど平気という方もいます。人によって必要な睡眠時間は異なりますが、これは極端な例です。

人によって、または年齢によって睡眠時間は異なりますが、日中眠くなることがあるか、熟睡感があるかどうかなどの症状を目安にもしながら自分の睡眠時間を考えると良いです。もし日中の仕事やその他の活動に支障をきたすほどの眠気がある場合には、睡眠時間を確保してしっかりと心身を休めるような工夫が必要になるでしょう。

さいごに

睡眠不足は心身の回復を遅らせるため体力の衰え、生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

約7時間程度の睡眠時間を確保することがすすめられていますが、人によっても年齢によっても必要な睡眠時間は異なります。

日中の集中力低下や体の不調などの体力の衰えを感じる時、また日中の眠気を強く感じる時は睡眠不足が関係しているかもしれないので、1度自分の睡眠習慣を見直すことが大切です。

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