はじめに

 

筋力が強くなるということはどういうことでしょうか。なぜ筋力は強くもなったり弱くもなったりするのでしょうか?

今回は筋力はなぜ強くなるのかについてお話をしていきたいと思います。

 

 

筋力が強くなる主なメカニズムは2つ

筋力が強くなる理由はいくつかあります。多くの方が筋力が強いと言えば腕が太く見た目にもムキムキな人ほど筋力が強いというイメージがあると思います。

確かにムキムキな人は筋力が強い傾向にありますが、筋力は筋肉の太さによるものだけではありません。

筋力を構成する要素は大きく分けて神経系による要因と筋肉そのものによる要因とに分けられます。

①筋肉に指令を送る神経が変化する

筋肉は脳からの指令によって動きます。

どれだけの筋肉の線維に指令を送るかによって筋力の大小が決まります。たくさんの

運動や筋トレをすることで「脳からの指令が筋肉に伝えられ、より多くの筋肉の線維を活動させることができる能力」が得られるようになります。

 

②筋トレによって筋肉そのものが変化する

筋肉はたくさんの筋線維と呼ばれるものが束になってできています。この筋線維の1つ1つが太かったり、線維数が多くあると筋肉を輪切りにした時の断面積(筋断面積)が大きくなります。

この筋断面積や筋肉量は最大筋力と比例関係にあります。要するに太い筋肉の人は筋力が強い傾向にあるということです。

筋トレによってこの筋肉の断面積を大きくすること(筋肥大)が出来るため筋力が強くすることができるのです。

 

筋トレの効果が出る時期は?

①神経系が強くなるのは開始後、すぐ

筋トレを続けて行うことで筋力が強くなることは明らかですが、いきなり筋断面積・筋肉量が増えるわけではありません。

筋トレを開始した初期のころは主に神経系の要素の影響が大きく関係します。運動単位の増加、発射頻度などが改善するためより筋肉が働きやすくなるので筋肉が増えずとも筋力がアップします。

イメージをしやすいのが「かけ声」です。自分で大声を出しながらバーベルなどの重たい物を持ち上げたりすると、いつもより大きな力を出せたりします。これは神経系の興奮水準が高まった状態になることで、持ち上げる時に使われる筋肉の参加が増えるためです。

②筋肉が大きくなるのは4〜6週後

筋肉そのものが大きく(筋肥大)なるのは、筋トレを開始してから4~6週目以降です。

またこの時期には筋肉が大きくなる(筋肥大)が起こるだけでなく筋肉の線維の走行角度が大きくなるため、これも筋力が強くなることに関係してきます。これは外から見ても分かりません。

さらに筋トレを続けてすると筋肉の中の脂肪も減ってくるなど筋肉の質も変化することも最近わかっています。【参考文献

また筋肉は大きくなるだけでなく、ある一定の太さにまで達すると筋線維は分裂が起こるため筋肉の線維の数が増えることもあります。

さいごに

筋力がなぜ強くなるのかについて紹介してきました。筋力増強に関わるのは大きく分けて「神経系」「筋肉そのもの」です。

神経系の改善は筋トレ開始後すぐに現れますが、筋肉が太くなるなどの変化は1ヶ月以上かかるとされています。

筋トレで筋肉を太くすることは時間のかかる作業ですので、根気良く頑張りましょう。

 

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